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当院について

当院について ABOUT US

地域の皆様に寄り添い、150余年
信頼される病院を目指します

安成医院にほど近い場所に「田原坂」(たばるざか)という坂があります。ここは、西南戦争の激戦地として知られた場所です。
その際、戦う兵士たちの傷の手当てをしたのが、安成医院、初代院長の安成宗壽です。地域のため、困っている人のために尽力した初代の思いは、明治5(1872)年の開院以来、この病院に脈々と息づいています。

向き合った証が、ここに

「安成先生、500円玉が落ちとりますよ」「あはは、これは床がはげとるんですよ」そんな会話が繰り広げられる安成医院の診察室。先生のイスの下は、床の塗装がはげています。
毎日、毎日、先生が患者さんと向き合う姿をこの床は見てきました。「先生、最近は調子んよかよ」「子どもの熱が下がりました」そんな話に耳を傾けるひとときは床冥利に尽きるってもんです。

医師紹介 DOCTOR INTRODUCTION

医院長の写真
院長

安成 英文

Eibun Yasunari

略歴

  • 日本プライマリ・ケア連合学会 認定医・指導医
  • 日本外科学会 認定登録医
  • 日本医師会 認定産業医
平成7年
福岡大学医学部卒業
福岡大学筑紫病院 外科
福岡徳洲会病院 外科
平成13年
安成医院

医療への向き合い方

開業当時、独身時代に買ったアメ車に乗っていました。福岡の専門店で購入したため、車検や改装などはそのお店でやってもらっていたんです。あるとき、福岡へ別の用事で出かけ高速で帰宅する途中で、タイヤのあたりから激しい異音が聞こえてきました。直感的に「止めたら動かなくなる」と思い、そのまま自宅までノンストップで走行。町内の自動車修理工場で働いている患者さんに相談しました。「ちょっとみてみる」と言って、車を持ち帰ってくださったんです。
そして、三日後のこと。「遅なってすんません!やっと治りました。ハブが割れとった。アメ車は部品が特殊で…」。そう言いながら、修理して持ってこられたのです。
それまで車検やちょっとした修理でも、福岡の店舗にわざわざ車を運び、期間も一ヶ月近くかかっていたのでアメ車って「こんなものだ」と思っていたのですが…。そうか、アメ車も日本車も作りは一緒なんだ。車の困りごとを、すべて受け入れ、真摯に対応されている街の自動車修理工場のごとく、地域の皆さまの「困った」に寄り添い、幅広く、質の高い医療を提供してしていきたいものだと思いました。